【共通テスト満点も!?】英検受験のススメ【メリット大!】
こんにちは。
郷中塾の佐々木です。
突然ですが、皆さんは英検を受けたことがありますか?
とか
という人が多いのではないでしょうか?
受けたことはないという人でも、名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんな英検ですが、
1.英検を取得するメリットは?
一部では、英検を含む外部試験を合否の判断の参考にしている大学や、出願資格として外部試験取得を条件とする大学があります。
なかには直接、「共通テスト」や「二次試験」において、得点を満点扱いにしたり加点したりする大学などもあります。
出願資格として用いられる場合は私立大学に多く、その一例としては早稲田大学商学部の英語4技能テスト利用型が挙げられます。
国公立でも東北大や長崎大学などの一部の学部で利用されています。
また鹿児島大学では、英検準一級取得者に対して適用されており、共通テスト英語の点数が8割以上の場合は2次試験が満点扱いに、8割未満であれば2次試験の得点が1.25倍になります!
2.英検の難易度
英検の数ある階級から何級を受ければよいのか?
2級は高校卒業程度といわれ、英語が得意な人であれば高2でも十分取得可能なレベルといえるでしょう。
準1級に関しては大学中級程度とかなり難しいですが、英語に自信があるという人はチャレンジしてみてもいいと思います。
3.英検を受けるメリット
英検を受けるメリットとしては大きく3つあります。
3-1.本番で失敗することがない!
一発勝負である大学受験は、たとえいつも満点近く点数を取っている人であっても本番で失敗してしまうなんてことがありえます。
そんな中で「一教科でも満点が確実にもらえる」というのは、非常に大きなアドバンテージになります。
本番中も
というだけで、精神的にもかなり楽に試験に挑めるのではないでしょうか?
3-2.他の教科に時間を割くことができる!
共通テストや二次試験において、勉強しなくてはいけないのは英語だけではありません。
英語の点数が満点換算になることで、本来英語の勉強をする時間を日本史や化学などの他の暗記科目に割くことが出来ます。
特に受験一週間前などは本当に
と感じるので、その時英語の時間を他に割けるというのは大きなメリットといえるでしょう。
3-3.英語の力がつく
これはシンプルな話ですが、英検のために英語の勉強に時間を割くようになるため、英語の実力が向上します。
特に現役生はリスニングやライティングの勉強を後回しにしがちで、本番でも差が付きやすいところだと思います。
英語が苦手な人などは、無意識に英語の勉強時間が他教科に比べて少なかったりするので、短期間で英語の力をつける良い機会になるでしょう。
おまけ
大学合格後の話にはなりますが、「負担を少しでも減らせる」というのは忙しい大学生にとって、アルバイトや自分のやりたいことに時間が使えるのでメリットの1つといえるでしょう。
4.英検のデメリット
基本的に英検を受けたほうが、大学受験においては有利なことの方が多いです。
しかし、英検を受けるデメリットをあえて探すなると、大学入試と英検とでは一部試験内容が異なるというところが挙げられます。
単語に関しては、特に準1級以上になると、多くの大学では出題されないような単語も必要とされます。
単語を多く覚えることは英語の実力が向上するので良いことですが、大学受験の観点からするとややコスパが悪いともいえます。
また、スピーキングに関しても、多くの受験生は受験で使用することはないでしょう。
5.英検の問題形式は?
ここからは、私が受験した準1級について、問題形式などについて軽くお話していきます。
英検準一級は大きく「リーディング」、「リスニング」、「ライティング」と「スピーキング」に分かれています。
一次試験はリーディング、リスニング、ライティングで、一次試験合格者が二次試験(スピーキング)を受けるという形になっています。
配点は4つの技能がそれぞれ750点満点であり、リーディングが多くの配点を占める大学入試とは異なり、バランスよくすべての技能で得点することが求められます。
合格ラインは日本英語検定協会によると、「各技能でおよそ7割程度の正答率が必要」とのことです。
最後に
ここまで読んで、英検利用や英検の試験について、少しは理解してもらえたでしょうか?
私も英語が苦手だったのですが、英検を受験をすることで英語に触れる時間を増やすことができ、短期間で英語の実力を伸ばすことが出来ました!
という人は自分に合った階級からでもよいので、ぜひ英検にチャレンジして受験を有利に進めてほしいと思います!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。