【英語で悩んでいるキミへ】手軽にできる学習法

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英語の本

こんにちは。郷中塾の速見です。

8月ももう折り返し、出校日まであと1週間となりました。

夏休みの宿題は順調に片付けられていますか?

「まだ!」という人は直ちに取り掛かりましょう!!

 

さて、受験生は今から多くの模試や定期試験を受けて実力の伸びを確認していくことになるのですが、成績を伸ばしていく中で大切になってくる科目が英語であると私は考えています。

基本的に中学生から本格的に英語を学び始めるのにも関わらず、得意な人と不得意な人とでは点数に大きな差がつきます。

英語の勉強法が良くわからない…
単語は覚えているのに文がなかなか読めない…
関係詞が入ってくるともうダメだ…

などと今英語で躓いてしまっている、伸び悩んでいるというお方はぜひ目を通してみてください。

ずばり音読

英語の音読

今回私が紹介する英語の勉強方法は、タイトルにもある通り英語の音読です。

「なんだ~音読かぁ~」

「めんどくさいなぁ」

と思うかもしれませんが、少しお付き合いください。

読み上げる題材は一度授業等で扱ったものがあればベストですが、基本的に何でもOKです。

例えば、今授業で扱っている教科書、英語の長文、もしもNHKのラジオ英会話をやっている方がいればそのテキスト、英字新聞などなどです。

 
読むときは
①文の区切り
②文節のまとまり
③文法
④イントネーション
を意識して読むことがとても大切です。

 

また、何よりも大切なことは、毎日少しでもいいので音読をして、英語から離れないことが一番大切です。

音読によるメリット

メリット

では次に、音読をすることのメリットを3つほど紹介していきます。

1.文節を掴めるようになる

まず、英文を読解していくにあたり、私が一番大切であると考えていることが、どこからどこまでが主部(主語)、述部(述語)であるかを理解、判断することです。

しかし、関係詞が絡んでくると文が長くなり情報量も増え、英文の読解や判断が難しくなることがあります。

そこで、文節や文の区切りを意識して音読することによって、初見の英文を読むときに文の構造をまとまりで捉えられるようになり、さらに音読を続けていくとスラスラと読めるようにもなり、内容も頭にガンガン入ってくるようになります。

2.リスニングに強くなる

リスニングは英語の勉強、習得には切っても切れない関係で、高校受験だけでなく、英語検定、さらには大学入試においてもかなりの比率を占めており、避けては通れない存在です。

今中学生の方にとっては少し先の話になるのですが、今年度からセンター試験が改められます。

これまで全体の20%を占めていた英語のリスニングが、今年度から全体の50%を占めることになります。

点数に換算すると100点分が英語のリスニングになります。

もちろん大学によって配点は異なりますが、全体の傾向としてリスニングを重視する流れであることは間違いありません。

そのため、今英語のリスニングが不得意だからと言って後回しにしていると、近い将来地獄を見ることになります。

それは嫌ですよね?

だから、文節やイントネーションを意識した音読を行い、読まれている文のどこが主部、述部であるかを捉えながら、英文の理解を深めたうえで、リスニング力もアップさせておかなければならないのです!

3.復習の手段として秀逸である

英語の復習をするとき、皆さんはどのような方法で復習していますか?

・その授業で習った文法や構文、内容の展開などをノートで確認する。
・習った単語を単語帳で覚える。

といった感じでしょうか。

もちろんこれらの方法による復習は間違っていませんし、基本的な型になるので十分に有効な方法ですが、今回は復習方法の新たな手段や追加の手段として音読を勧めていきたいと思います。

先ほど紹介した方法で、毎日音読を行ってください。

 

再掲になりますが、
 
読むときは
①文の区切り
②文節のまとまり
③文法
④イントネーション
を意識して読むことがとても大切です。

 

たったこれだけで授業の内容から習った文法、単語を同時に復習することができます。

集中して音読を行えば非常に効率的な英語の復習が可能になるのです!

 

上の3つ以外にも音読には様々な効果があると言われています。

私は、鶴丸高校在学中の先生からも、浪人した大手予備校の英語講師からも「音読は最良の英語の勉強法である」としてオススメされました。

私自身、実践してみた経験からも、「非常に効果的な勉強法である」と思っています。

デメリット

デメリット

音読をすることによるデメリットとしては、

・音読をするのに少し時間がかかる。
・音を発するため人に迷惑をかける可能性がある。

といったくらいです。

前者に関しては、音読を続けていくと滑らかに読めるようになるので、慣れれば慣れるほど、回数を積めば積むほどどんどん速く読めるようになります。

後者に関してはTPOをわきまえて、家などで音読を行えば迷惑をかけることは無いでしょう。

つまり、音読をすることによるデメリットは実質0に近いと言えるのです。

 

まとめ

・文節や文の区切りを意識しながら音読することで、初見の英文を読むときに文の構造をまとまりで捉えられるようになる。

・音読により、今まで以上に重視されつつあるリスニングでの得点率アップが期待できる。

・集中して音読は、非常に効率的な英語の復習であるといえる。

 

ぜひこの夏に英語を伸ばしたいと思ったり、勉強にやる気が起こらなかったりするときはコツコツと音読をして、少しずつじわじわと英語力を高めていきましょう!!

 

長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

皆さんにこの夏さらなる成長があらんことを願っています!!