【高1生向け】高校最初の定期試験をどう活かすか

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こんにちは。郷中塾の佐々木です。

高校生となってはじめてのゴールデンウイークが終わり、県立高校に通う皆さんはGW明けに実力考査を受けたと思います。
(私立高校は来週のところが多いようですので、頑張ってください!)

高校1年生にとっては、高校の範囲が含まれた初めての定期考査だったのではないでしょうか?

手ごたえのあったという人からあまりできなかったと感じる人まで、みんな人それぞれだと思います。

そこで今回は実力考査が終わった皆さんに、今後テストをどう受け止め、何をしていくのが良いのかをお話ししていきたいと思います。

テストのサイクル

PDCAサイクル

高校では中学生の頃と比べ、多くのテストを受けることになります。

そのため、その多くのテストを「何となく受ける人」と「目的や向上心を持って受ける人」とでは、高校3年生になったときに大きな差が生まれます。

ですので、テストを無駄にしないよう有効に活用し、次につなげることが重要です。

でも、そんなこと言われたって、具体的にどうすればいいかわからない…

という人は

テスト→結果→分析→実行(復習)→テスト→結果→分析→実行(復習)→テスト→…

というサイクルを意識してみてください。

この四つを意識することで、テストから自分の苦手を見つけ、

どうしたら次のテストでいい点が取れるかなぁ?

ということを考えやすくなると思います。

今の皆さんは初めてのテストが終わった状態なので、ここからは残りの「結果」「分析」「復習」について詳しく説明していきたいと思います。

結果に振り回されない

テスト結果に一喜一憂

しばらくすると皆さんの手元には、今回のテストの結果が返ってくると思います。

そして初めて、進学した高校での偏差値や校内順位などを知ることになるでしょう。

その時に注意してほしいのは

「結果を引きずらない」

ということです。

テストの結果で一喜一憂するのは、結果が返ってきたその日までにしましょう。

スポーツなどで負けたり勝ったりすることで、「次はもっと頑張ろう!」と思うように、テストで喜んだり悲しんだりすることは、今後のモチベーションを保つ上で大切です。

しかし、今回の結果は、高校三年間という長い受験の道のりの中の『高校1年の5月時点までの暫定順位』でしかありません。

これからの頑張り次第でいくらでも挽回することは出来るし、逆に言えば結果が良かったからといって、それにあぐらをかいていると、あっという間に抜かされてしまうということです。

ちなみに私はこの時期のテストの結果がよくうぬぼれた結果、夏休み明けの実力テストで痛い目にあいました…

私のようにならないためにも、

思うようにいかなかった人は、必要以上に結果に対して落ち込まない。

結果が良かった人は、今後もその順位をキープできるように気を抜かない。

といった具合に、うまく結果に向き合えるように心がけましょう。

原因を分析する

謎を解き明かす

テスト結果が返却され、気持ちの切り替えもできたとなれば、次は「結果の分析」です。

これは結果が悪かった人はもちろん、良かった人も必ずしてほしいものです。

というのも、高校1年生のGW明けのテストは、初めて高校の授業を受け、手探りで自分の勉強法というものを見つけ始めた皆さんにとって、今の勉強法が正しいかの答え合わせになるからです。

今回の結果が悪かった人は、「なぜ悪かったのか」ということを自分なりに考えなければいけません。

「授業の受け方に問題がある人」「予習復習のバランスが取れていない人」「内容は理解しているのに時間が足りない人」などなど、原因は人それぞれです。

ネットや先生のアドバイスを参考にしつつ、最後は自分なりの答えを見つけてください。

逆に結果が良かった人は、「どうして結果が良かったのか」ということを分析することが重要です。

スポーツなどの勝負事で敗因と勝因があるように、うまくいったのには何かしらの理由があるはず。

それを見つけ、次回のテストでも安定していい結果が出せるようにしましょう。

復習を徹底する

CHECK!!

さぁ分析まで完璧にこなしたというあなた。

ここまででこれば、もうあともう一歩です。

最後にするのは、「復習」です。

この復習というものは、次のテストに向けいい点数をとるために欠かせないものです。

きちんと分析をしたのに復習せず、また前回と同じようなより方でやってしまうのは、学習しないロボットと変わりません。

それでは点数がよくなるはずがないですよね?

そうならないためにも分析の後はきちんと復習を行いましょう。

でも、具体的にどう復習すればいいかわかりません…

という人は、まずテストで間違えた問題を解きなおしてみましょう。

答えをパラパラめくって見るだけでは、わかった気になっているだけで意外と理解できていないものです。

 

その次は、教科書やいつも使っている参考書などで、間違った問題の範囲を復習するのがよいでしょう。

なぜなら、間違った問題の周辺は理解できていないことが多いからです。

数学を例に挙げるならば、

「絶対値の問題を間違えたのなら、まずはテストの問題を解きなおし、そのあと教科書でもう一度絶対値のところを確認する」みたいな感じです!

最後に

マラソンのスタート

ここまで、テストが終わった後にやることについて説明してきました。

今、高校一年生の皆さんは、大学受験をレースに見立てると、大学合格というゴールにむけスタートしたばかりです。

これからの努力次第で、成績は良くも悪くも大きく変わります。

テストに対する正しい向き合い方を今のうちに身に付け、今後高校三年間で大きく成長できるよう、今回の話を是非活用してください!

最後までご覧いただきありがとうございました。