成績を伸ばすノートの取り方とは?
皆さんこんにちは。郷中塾の山切です。
みなさん、突然ですが自分の成績を効率よく伸ばしたいと思った事はありませんか?
今回はそのうち、授業ノートの取り方についてお勧めできる方法を教えたいと思います。
1.ノートを取るメリット
そもそも、皆さんはなぜ授業の時にノートを取るのでしょうか?
理由は言うまでもなく授業後に復習するためです。
しかし、きれいなノートをとって自己満足で終わったり、ノートをとっただけで理解した気になっていたりしていませんか?
綺麗なノートの方が見やすいし、デザインにこだわるのは悪くないと思います。
綺麗なノートを取ることを否定するつもりは毛頭ありませんし、綺麗にノートを取ることができればむしろいいはずです。
しかし、しっかり授業を聞いて、理解したうえで綺麗なノートを取るというのはなかなかハードルが高いです。
ゆえに、授業の内容をちゃんと聞けずに綺麗なノートを取っているひとは多々見られます。
一生懸命に綺麗にまとめたノートを作ったとしてもそのノートを活用しきれなかったら意味がないし、汚い字でとったノートでもそのノートを使って復習し、理解できれば価値のあるノートということです。
つまり、ノートの綺麗汚いは成績を伸ばすうえではあまり関係があるとは言えません。取ったノートが自分の理解を助けるか否かが大切ということです。
では、具体的にどのようなノートがいいのでしょうか。私が学生時代にやっていた、自分の理解を助けるノートの作り方を大きく4つ挙げます。
2.ノートをとる4つのポイント
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板書は余裕をもって取る
まず1つ目は、板書は余裕をもって取るということです。
余裕を持つというのはノートにギッシリ書かず、ノートを広々と取るということです。余裕をもって取ることのメリットは、板書に補足情報が書き込まれたときにも対応できること、見やすいことが挙げられます。
補足情報が書き込めたほうが後々の理解のためにもいいし、見やすいほうが、授業後の復習もやる気を失わずに取り組むことができます。
自分が家に帰ってきてから、あるいは図書館などの勉強できる場所に行って、よし!勉強するぞ!と意気込んでノートを開いたとします。その時にぎっしり書き込まれたノートと広々と取られたノートではどちらがやる気が出るでしょうか。圧倒的に後者ですよね?
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先生の話した小ネタなどは話し言葉でメモする
これは暗記科目である、生物や日本史、世界史といった科目などで最も効果を発揮する方法になります。
先生の話した小ネタや豆知識をメモしたノートとメモしてないノートでは、復習のしやすさがかなり違うと思います。復習するときに自分のノートを見て豆知識や小ネタが書いてあれば、授業の内容とリンクさせることができます。
つまり、ただつらつらと授業で教わった内容が書いてあるだけのノートよりも暗記しやすいはずです。
ここでポイントとなるのが話し言葉でメモしたほうがよいということです。先生の話し言葉のほうが授業で言っていたことを思い出しやすいと思います。
ちなみにですが、私は高校時代に先生の話した内容を紙の付箋に書き込み、ノートに貼っていました。おすすめですよ。
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板書は理解したうえで写す
板書は理解したうえで写してください。当然だと思う人が多いと思いますが、本当に理解して写せていますか?
中には理解せずに丸々写している人もいるはずです。授業は先生の話を聞けるのが醍醐味です。先生の話を聞いてから板書を写したほうが、復習のときに理解することができると思います。
理解せずに板書を写すと、復習するときになって、これはどういうことだと理解するところから始めなければなりません。それは時間の無駄です。授業中に理解して、板書を写せることに越したことはありませんが、どうしても理解に苦しむときは、先生の話を聞くことに全振りしましょう
。そして板書は授業後に友達に写させてもらいましょう。授業の中ですべて理解してやるという心意気も肝心です。
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自分の間違いは消さない
これは実践している人が多数かもしれませんね。主に数学や物理の話ですが、自分の計算の過程を残しておくのは大切なことです。
もし計算過程が間違っていたら、自分がどこで間違えたのかを印象付ける必要があります。
数学は問題の解き方がパターン化されている傾向にあるため、ここはこのようにして解くのか!と復習の際に分かりやすくなります。
3.ノートをとる際の注意点
さいごに、これだけはNGというノートについて話します。
これまでも、授業聞かずに、または理解せずに板書を写すようなノートの取り方はNG。自分の間違いを消すのはNG。という話をしましたが、もう一つ、これだけはお勧めできないことがあります。それは、授業で取った板書を綺麗にまとめ直すことです。
どうしてですか?
それは、はっきり言って時間の無駄だからです。
綺麗にまとめ直す時間があるなら、その時間を暗記にあてたり、演習にあてたりしたほうが成績は伸びます。綺麗にまとめ直すことのデメリットは時間を無駄にすること、勉強した気にさせること、自己満足に陥ることです。
それであれば、授業中にとったノートを活用して理解することに時間を使ってください。きつい言い方になってしまいましたが、これだけはどうか気を付けてください。
まとめ
今回のノートのまとめ方は高校生向けに書きましたが、中学生の方にも使える方法だと思います。この方法を使って、理解しやすい、頭に定着しやすいノートをつくってください!また、皆さんの成績アップにぜひ役立ててください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。