【最後の模試】第2回鹿児島県模試について

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こんにちは。郷中塾の平です。

今回は1月8日に行われた、第2回鹿児島模試の内容について見てみたいと思います。

 

1.鹿児島県模試の特徴

昴主催の鹿児島県模試は鹿児島県入試の出題形式に合わせた模試です。

受験学年である中学3年生を対象に、毎年9月と1月の計2回実施されます。

全九州模試と何か違うの?

という声が聞こえてきそうですが、大きく二つの点で異なります。

①配点バランスや出題形式が本番の鹿児島県立高校入試と同じである

②鹿児島県模試は受験者が鹿児島県の生徒に限られる

 

①については全九州模試と鹿児島県模試の両方を受験したことがある方はお気づきだと思います。

全九州模試は国語における文法問題の配点が大きかったり、数学の記述問題が出題されなかったりと私立入試に近い形式となっています。

一方で鹿児島県立高校入試本番は、90点×5教科の450点満点の配点バランスであったり、国語に作文があったりと全九州模試とは違った形式になります。

 

②については当然のように思えますが、端的に言うと

鹿児島県の公立高校を志望している生徒にとっては鹿児島県模試の合格判定の方が実態に近い数値となる

ということです。

全九州模試と鹿児島県模試の合格判定の仕組みとしては、各学校ごとに合格ラインというものが設定されています。(こちらの点数を1点上回れば合格確率80%のB判定となります。)

この合格ラインは各学校ごとに定められた目標偏差値を1点下回る点数に設定されるため、毎回のテストごとに異なります。

そして、これらの合格ラインは地区偏差値ではなく、全体偏差値(模試受験者全員)をベースに算出されるのです。

今年度の全九州模試では全体受験者数と地区受験者数に500~700人の差がありました。

一方鹿児島県模試における全体受験者数と地区受験者数の差は昨年度まで含めて比較しても10〜20人程度です。

全九州模試がその名の通り、「鹿児島県に限定されない模試である」ために、これだけの差が出てきますが、本番のライバル層が鹿児島県の生徒がほとんどであることを想定すれば他県の500~700人を含めた数値だと現状の自分のリアルな立ち位置とは若干のずれが生じてしまうでしょう。

じゃあ、どっちを受験すればいいの?
結論から言うと、どちらも受験することをお勧めします!

全九州模試だけでは10月末が最後となってしまいますので、直前の立ち位置確認の判断材料としては乏しいです。

また、鹿児島県模試だけでは実施回数が2回しかないこともあり、自身の実力値や学力推移を把握するのが難しくなります。

 

2.出題傾向

昨年度からの平均点の推移は以下の通りです。

 

 国語理科英語社会数学5教科鶴丸高校合格ライン
2022年度第1回60.349.247.253.350.5260.4342
2022年度第2回56.358.250.355.049.5269.3336
2023年度第1回52.049.841.755.544.8243.7314
2023年度第2回51.553.549.859.045.9259.7330
4回平均55.052.747.355.747.7258.3

 

平均点や鶴丸高校の合格ラインを見ると分かるように、本番の入試問題と比べるとやや難しめに問題がつくられています。

 

昨年は数学と英語の2教科で大きな出題形式の変更があり、今年度の第1回がその形式に合わせた問題が出題がされたため大きく難化しました。

各教科、例年の出題形式と合わせて見ていきたいと思います。

2-1.国語

大問1の漢字は2点×7問の計14点と90点満点のうちの約15%を占めます。

7問の内訳は、漢字の読み書きが3問ずつと、行書で書かれた漢字を楷書に直したときの特徴を問うものが1問です。

今回の模試では『楷書で書かれたものを行書に直したときに筆順が変わらないものを選べ』というものが1問出題されました。

実際の入試では、漢字の特徴に関する問いは、過去5年間2019年度を除いて『行書で書かれた漢字を楷書に直したときの総画数を答えよ』というものです。

2019年度のみ『次に書かれた行書の特徴を説明したものとして適当なものを選べ』というものでした。

基本的には「楷書で書けること」を要求した問題となっていますので、日頃から取り組んでいる漢字の書き取りがそのまま対策に直結すると考えて問題ないと思います。

「のぎへん」や「いとへん」など、点画の省略や筆順の変化で公立入試に頻出のものもありますので、間違えてしまった問題を都度押さえるという学習法が能率的でしょう。


大問2については実際の入試において昨年から変わった部分を先に紹介します。

2021年度までは毎回1問が文法問題が出題されていたのですが、昨年度ではそれが無くなり、代わりに「本文の特定の語句(箇所)における説明として正しいものを2つ選ばせる」問題になりました。

模試の出題形式も昨年度に合わせたものとなっていました。

今後文法問題の出題がどう変化するかはわかりませんが、入試の国語において知識より理解が要求された結果の出題傾向の変化と取れます。

ただ、私立入試に関しては受験校によって文法問題のウェイトが大きい学校もありますので別途の対策を行いましょう。

他の出題形式や問いに関しては特に変化はありませんでした。


大問3の古文についても特段傾向の変化はありませんでした。

ただ、今回の模試では本文抜き出しが5字以内、本文内容についての記述問題が25字以内と20字以内とやや難しくした出題となっていました。

過去3年の実際の入試では昨年を含め、本文抜き出しの字数が指定されており、記述問題も10~15字とやや少なめに指定してあります。

2019年度入試については記述問題が25字以内、2018年度入試については20字以内という、やや多めの分量だったため、傾向の変化も念頭に置いて対策を行いましょう。

大問4の小説では昨年から変わった部分がありますのでそちらを紹介します。

2021年度まで内容理解として出題されていた問題が1題、文法問題に変わりました。

配点についても2~3点と変わらないため、大問2の評論にあったものが大問4にそのまま移動してきたイメージです。

今回の模試もその形式に合わせて文法問題が出題されました。

2の該当箇所における主人公の様子を説明したものとして適当なものを選ばせる問題では、「心もとなくなっている様子」「ばつが悪くなっている様子」という選択肢が与えられていました。

語彙の知識を含めての問いではあったため、悩んだ生徒もいたのではないかと思います。

他の問いについては例年と変わらない形式のものでした。


大問5の作文についても特異な部分はなく、前年度の形式に近いものでした。

 

2-2.理科

大問1は小問集合でした。

どの問題も標準的な難易度で、本番も同程度の難易度の問題が想定されます。

8は動滑車を用いて物体を引き上げる際の仕事率を考える問題でした。

引き上げる物体の質量と、ひもをひく速さが与えられていたため、その二つから仕事率を考える必要がありました。

実際に引き上げた時間が与えられていないため、物体を引き上げる時間をx秒とすると計算過程は上記のようになります。

この問題のポイントは「仕事率は仕事の時間に関わらず一定である」というところです。

xという文字でなく、1秒や2秒と実数値を代入しても答えは同じ40Wになることを確認してみましょう。


大問2のⅠは「電流の性質」から熱量に関する問題でした。

どの問いも標準的な難易度でしたが、こちらも公式をしっかりと覚えていなければ解けないものでした。

3については同じ抵抗に対してかかる電圧が2倍になったとき、発生する熱量がどうなるかを考える問題でした。

ポイントは

・熱量の計算式がW(V×A)×S=Jであり、Sが同じ時間の場合、JはWに比例する

・同じ抵抗を用いた場合、オームの法則から

「V(電圧)が2倍になるとA(電流)も2倍になるため、V×A=Wで求める電力は2×2で4倍になる」

という部分です。

また、4は20Ωと30Ωの抵抗を直列に繋いだ場合と、並列に繋いだ場合の上昇した水温の比を考える問題でしたが、こちらもV(電圧)やS(時間)が同じことから、上昇温度そのものは電流の大きさに比例する、ということを分かっているかを問うものでした。

公式の意味を理解していれば簡単ではありましたが、1つ1つ数値を代入しても答えの出る問題でした。

Ⅱについては3年生の「運動とエネルギー」からの出題でした。

今回はふりこを用いた実験の問題でしたが、4では力学的エネルギーの減少量を摩擦力に直せるかを問う問題が出題されました。

エネルギーを求める計算式は『位置エネルギー(J)=物体の重さ(N)×基準面からの高さ(m)』、仕事を求める計算式は『仕事(J)=力の大きさ(N)×力の向きに動いた距離(m)』とそれぞれの公式を組み合わせて考える問題だったため、あまり馴染みのないように感じた生徒も多かったと思います。


大問3のⅠは「体のつくりとはたらき」、Ⅱは「植物の分類」、3年生の「遺伝の規則性」からの出題でした。

出題内容については肺のつくりや細胞呼吸に関する記述や「自家受粉」という語句を答えさせる問題など典型問題が多かったです。

子と孫の代の生殖細胞と種子の遺伝子の組み合わせを問う問題も出題されましたが、親の代は純系の掛け合わせで難易度は標準的であったといえます。


大問4のⅠは「地層と堆積岩」からの出題でボーリング調査に関する問題でした。

地層の堆積順から推測する隆起、沈降の動きを選ばせる問題や、傾きのある地層においてかぎ層が何m地点に出てくるか答えさせる問題など、定番の問題が出題されました。

Ⅱは3年生の「太陽の日周運動」からの出題でした。

こちらも太陽の動きから方角を答えさせる問題や、南中時刻を答えさせる問題など定番の問題が多く揃っていました。

春分の日における赤道付近の太陽の軌跡を書かせる問題は、南中高度が「90度-観測地点の緯度」であることに気付けば容易だったと思います。


大問5のⅠは「水溶液とイオン」からの出題でした。

1のアルカリ性の水溶液を選ばせる問題は醤油やレモン水が酸性、植物を燃やしたあとの灰を入れた水やせっけん水がアルカリ性であることを識別させる問題でしたが、ヒントはなく知識単発の回答が必要となる問題でした。

2以降についてはどれも答えやすい問題であったと思います。

最後のⅡは質量保存の法則からの出題でした。

炭酸水素ナトリウムは熱分解の化学反応式を書かせる問題が頻出ですが、今回は1において塩酸との反応式を書かせる問題が出題されました。

4のベーキングパウダーに含まれる炭酸水素ナトリウムの量を考える計算問題については比例式を用いて100gのベーキングパウダーから発生する二酸化炭素の量を計算できれば、その量の二酸化炭素が何gの炭酸水素ナトリウムから発生するかを比例式に持っていくことができました。


全体的に標準的な難易度の問題が多かったと思います。

特定の大問で大きく落としてしまった人はしっかりと復習を行いましょう!

2-3.英語

大問1のリスニングの英作文では交通手段の提案をさせる問題が出題されました。

90点満点のうち、大問1のリスニング配点は25点と28%を占めており、最後の英作文の問題は1文で4点分の配点となっています。

問われている内容が「理由」なのか「案」なのかをしっかりと聞き取って答えられるようにしましょう。

大問2は1の対話文に始まり、昨年の出題形式に沿った問題が出題されました。

どの問題も標準的難易度ではありましたが、3の②における “let me know” は口語表現でありながらも既習文法事項「原形不定詞」からの出題でした。

仮定法を筆頭に、3年生の文法事項が不安な生徒は該当単元が含まれる実際の問題を解くことで確認をしましょう。

4の英作文のについても昨年から登場した自由英作文の形式に沿った問題が出題されました。

ポイントとしては資料に載っている情報全てを使うのではなく、英語に直せそうなものを選ぶということです。

模試内の指定語数は25語~35語となっており、昨年の実際の入試と同じ分量でした。


大問3は図表の読み取りが1題と、読解の問題が2題出題されました。

配点については昨年度の実際の入試と同様、17点分(約19%)で結構なウェイトを占めています。

形式の変化としては、2021年度までは大問の中に本文中の内容についての英問英答の問題がありましたが、昨年度から本文の内容について答える記号問題に変わりました。

テスト全体のボリュームが増えたことを考慮すると、大問3の記号問題の解答にどれだけ最短で辿り着けるかが鍵となります。


大問4の長文問題はやや難しいものでした。

記号問題については容易でしたが、日本語記述や本文の内容に関する英作文は、該当箇所をそのまま訳したり抜き出しするだけでは不十分な回答となり国語力が求められる問題でした。

この大問の英作文の問題は5点分あり、配点比率が高いです。

無回答で出してしまうと5点丸ごと失ってしまうので何かしら書けるように時間を調整しましょう。

2-4.社会

大問1のⅠは世界地理からの出題でした。

河川の名称や反対地点の経度、宗教や各国の特徴に関する問いなど、基本的な問題が多かったです。

復習の際は「反対地点の経度だけでなく緯度も答えられるか」「それぞれの宗教の教典以外の特徴に関して覚えているか」など、関連知識を引き出す復習をしましょう

また、今回は州別の人口予測に関する表が与えられましたが、州別の気候帯の割合が出題されることも多いので苦手な人はそちらも確認しておきましょう。

 

Ⅱは日本地理からの出題でした。

県名と県庁所在地が異なる県や伝統工芸品や東北地方の祭りに関する知識の確認など、こちらも世界地理と同じく基本的な問題が多く問われました

また、Ⅲでは資料の読み取りの記述問題が出題されました。

年によっては知識事項を含めて回答を作成することが要求されますが、今回は資料に書いてある情報をまとめるだけで回答が作成できたため、解きやすかったと思います。


大問2のⅠは近世までの歴史、Ⅱは近代以降の歴史でした。

地理と同様、ⅠとⅡ共に基本的な知識事項を問う問題が多かったです。

Ⅰは国内の文化と海外の出来事にやや比重をおいた出題となっていましたが、どの内容も国内で起こった重要事項とリンクするもので解きやすかったと思います。

江戸の改革については、今回は年代の古い順に並べることを要求させる問題が出題されましたが、各人物が行った政策の特徴や関連する文化についても確認しておきましょう。

 

Ⅱについても基本事項がほとんどでしたが、大正や昭和を苦手とする生徒は少し迷った問題もあったと思います。

2の日露戦争と同時に起こった出来事を選ばせる問題については、「日比谷焼き打ち事件」が日露戦争後、賠償金が出なかったことが原因で起こった事件であることを理解していればすぐ選べたと思いますが、選択肢が全て「事件」とつくもので紛らわしい問題でした。

他の選択肢がそれぞれ何に関連して起こった出来事なのか復習の際に確認しましょう。

Ⅲについては2019年度の栃木県の問題から出題されたものでした。

冷戦終結後の国際社会にどのような変化があったかを、オリンピックに関連づけて書かせる問題でしたが、指定語句が与えられていたたため書きやすかったと思います。

ただ、問題文に「参加を辞退した背景と〜参加できるようになった理由を書け」という指示があったため、それに合った回答作成をする必要がありました。


大問3のⅠは公民の政治分野に関する問題、Ⅱは経済に関する問題でした。

語句を答えさせる問題や、投票用紙の情報から選挙を選ばせる問題、内容正誤など、形式と難易度ともに基本的なものでした。

地方自治は5で出題されましたが、3権(国会、内閣、裁判所)に関する問題としては内容があまり深掘りされたものではなかったです。

4における「ネーミングライツ」に関する記述問題は与えられた情報をしっかり読み込めるかということが要求され、知識もんだいではなかったため、得点源にしたいものでした。

 

Ⅱの経済分野については中小企業に関する問題や株式会社の仕組みなどこちらも基本的なものばかりでした。

需要と供給や円高円安に関する問題は出題されなかったため、そちらも合わせて確認しておくようにしましょう。

公民の後半の分野については学校での履修ペースの関係で問題演習量が不足していることが多いです。

まとめノートを作ったり、暗記作業に勤しむことも大事ですが、とにかく「頻出の内容を知る」ことから始めましょう。

 

Ⅲは衆議院と参議院の政党別議席数に関する記述問題でした。

『憲法改正の発議に必要とされる条件を明らかにし〜説明せよ』と指定されていたため、そこを覚えていなければ解けない問題でした。

実際の入試における大問3の公民のⅢの記述問題では、過去5年間、政治分野からの出題はありません。

しかし、Ⅰの中では政治分野から5年連続で出題されています。

どの問いも基本的な内容を問うものばかりですので、頻出の記述問題については必ずおさえておくようにしましょう。

 

2-5.数学

大問1は計算・小問でした。

どの問題も標準的な難易度でしたが、4は3年生の終盤の単元である「三平方の定理」からの出題でした。

また、鹿児島県の入試の特徴として、大問1の最後の問題は5年連続で割合に関する問題が出題されています。

そのため、今回の模試でも割合の問題が出題されました。

計算がしっかりできれば得点できるものなので確実に取れるようにしましょう!

大問2は数量・図形小問でした。

昨年、出題形式に大きな変更があり、大問3の「データと資料の活用」が大問2の小問になりました。

今回の模試においては、1で規則性の問題が出題されましたが、その他の問題については基本的な問題ばかりでした。

また、3の連立方程式の問題については問題では『先週の個数をx, y』とおくように指示があったのに対し、最終的な回答は『今週の個数』を出すことが求められていました。


大問3は関数からの出題でした。

2次関数と1次関数を組み合わせた問題で、1次関数の座標や2次関数の比例定数を考える基本問題と、回転体や三角形の面積比を考えるやや応用的な問題が2題の計4題の出題でした。

3の(1)の回転体の問題は大きな円錐から小さな円錐を引けば答えを出せるものであったため、図を書くことができればそこまで難しい問題ではありませんでした。

(2)の面積比を考える問題は同一直線上における図形の面積比はx座標(あるいはy座標)の差で求められることを理解していればすぐに答えを出せる問題でした。


大問4は平面図形に関する問題でした。

長方形を回転移動させる問題で、図形の性質や三平方の定理の知識を利用して解くもので、回転移動後の図を書くことが求められたため、やや難しく感じた生徒もいたでしょう。

また、2(2)においては作図の問題が出題されました。

本番の入試において、作図の問題は基本的に小問に含まれますが、実際の2021年度入試では大問5の中に含まれていたため、このような出題可能性があることも念頭に置いておいた方が良いでしょう。

昨年度実施された鹿児島県模試についても大問5の平面図形の中に作図問題が含まれていました。

(3)については線分が回転移動した軌跡で囲まれた面積を求める問題でしたが、計算自体は容易で発想が求められました。

復習の際は実際に図を書いて計算するようにしましょう。

大問5は規則性の問題でした。

こちらは昨年度の大問5に規則性が出題されたことに合わせたものと思われます。

こちらは二人の会話分をガイドとして順に進めていく問題でしたが、2の最終問題については前の(2)が埋められなければ解に辿り着くことができない問題でした。

規則性の問題については「書けばわかる部分」が基本的に出ますが、今回の模試の問題については1(1)からn番目の数値をnを用いて答えさせる問題で、やや難しかったと思います。


昨年度からの変化ではありますが、大問3に「データと資料の活用」が出題されなくなったことにより、全体的に時間が足りないと感じる生徒が多いと思います。

国語や英語もそうですが、数学は時間が不足するだけでなく1題あたりの配点が大きいこともあり、総点の足を引っ張りやすくなってしまうので「各大問の最終問題は手をつけず、大問1の見直しの時間を設ける」など戦略的にテストを受けるようにしましよう。

 

3.終わりに

いよいよ私立入試本番が近づいてきます。

焦る気持ちもあるとは思いますが、今までやってきたことがそのまま結果につながると信じて学習を続けましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。