侮れない!すきま時間で効率的に勉強しよう

  • 学習法

皆さんこんにちは。郷中塾の橋本です。

 

12月も半ばに迫り、いよいよ受験まで残り時間が短くなってきましたね。

受験生の中には

受験まで時間がいくらあっても足りないよ!

と嘆いている人も多いのではないかと思います。

 

しかし、勉強時間は自分で新たに作り出す事もできるものです。それが休み時間やお風呂時間など生活の中で余分に生じたすきま時間です。

今回はそんなすきま時間の利用法についてお話したいと思います。

1, どんなときにすきま時間が生じるか?

生活の中で暇な時間ってそんなにあるもんかね?

それが意外とそこかしかに潜んでいるのです。

分かりやすいところでは、

・登校時間

・授業の合間の5分休憩や10分休憩

・昼休み

・勉強の合間の休憩時間

・お風呂に入っている時間

…… etc

などがあります。

 

すきま時間は意外と日常のいたるところに潜んでいて、みなさんはその大切なすきま時間を無意識のうちに無駄にしてしまっているのかもしれません…。

もちろん、朝から晩までずっと勉強をし続ければいつかは過労で倒れてしまうので、適度の休憩は必要不可欠です。

ですが、日常に多く潜んでいるすきま時間を有効活用することによって、みなさんの成績を大幅にアップさせることができます。

 

皆さんもまずは日常でムダに過ごしている時間がないか注意して探してみてください。

2, すきま時間と長時間勉強の使い分け

ところで皆さんは「勉強する」というと無意識にこんなイメージを持ってしまっていませんか??

 

勉強する = 長時間机に向かっていないといけない

 

確かに、2~3時間机に向かって集中することによって得られる効果は絶大です。

ですが、現実はそううまくいきません。

 

友達からのLINE、好きなテレビ番組、好きなYouTuberの最新動画の通知…etc

 

挙げるときりがありませんが、様々な要因によって集中している状態は長続きしません。

長時間勉強をするをする際には様々な誘惑と戦わなければならず、必ずしも良いことづくめというわけではないのです。

 

では、すきま時間はどうでしょうか。

すきま時間は生活のいたるところに存在しますが、短くて5分、長くても30分程度だと思います。

 

しかし、一方でこんな経験はありませんか?

「次の時間英語の小テストがある!やばい!覚えなきゃ!!」

と焦って必死に覚えた英単語が意外と自分の中に残ってて、小テストになんとか合格することができた。

 

このような経験のある人ならわかると思いますが、短時間で必死に覚えたことは意外と覚えているものです。私もみなさんのころは、英単語の小テストに合格するために休み時間に必死に英単語を覚えて、なんとか合格をもぎ取っていました。

 

このように、短い勉強時間だからと言って侮ってはいけません。

ですが、あまりに短すぎると何をやっていいかわからずに時間が過ぎ去ってしまいます。

3. すきま時間では何をするか…?

短い

すきま時間では何をすれば良いかというと、まず一番に私がお勧めするのは「英単語や歴史などの単純な暗記」です。

 

先ほども述べたように、人は追い込まれるととてつもない力を発揮することがあります。

ですので、英語単語の小テストがある時や、歴史の小テストがあり覚えることが多い時には、短時間に集中して行うことをお勧めします (一番は、事前にきちんと覚えておくことですが…)。

 

また、簡単な宿題を片付けるというのもお勧めします。

私は高校生時代に、電車に30分乗っている時間がありましたが、その時に与えられた比較的簡単な宿題を集中して済ませていました。

英単語の簡単な書き取りや単純な計算問題などは家でじっくりとやるよりも、このようなすきま時間に行うことで、ある意味受験当日さながらの緊張感で行えます。

ですのですきま時間で追い込まれた状況下にわざと追い込むことは、短時間での確実な計算力のアップにもつながるでしょう。

 

ですが、すきま時間の勉強にはデメリットもあります。

1つ目は、時間が気になりすぎて集中できない事です。

時間を全く気にするなというわけにも行きませんので、これは大きなデメリットでしょう。

 

次に、短期記憶だから定着しにくい事です。

皆さんも経験があるかとは思いますが、ただテストを乗り切るために覚えたものはテストが終わってしまえば綺麗さっぱり忘れてしまうことが多いです。

ですので覚えたことを定着させるためにも、定期的に単語帳などを確認し、最終的には長時間勉強で完全な定着を図りましょう。

4.まとめ

以上の点をまとめると

 

まとめ
・すきま時間は登下校中や食事中など勉強をしていない時間に多く捻出できる

・すきま時間では単純な問題を短い時間で解いたり、暗記科目を集中して行うことがおすすめ

・デメリットとしては時間を気にして集中が乱れる点や記憶に定着しにくい事がある

どちらの勉強法もメリット、デメリットがあるのでどちらを行うべきというものはありませんが、これらの点を意識してすきま時間を有効に活用し、より質の良い勉強を行うことで皆さんの学力アップにつながると思います!

 

ぜひ、ご参考ください!!