【大学受験】受験期の友達との関わり方は?
高校3年生になると、
とうとう次は自分たちの番か…
と思うことでしょう。
そんな時に、先生方は必ずと言っていいほど、ある一つのスローガンを掲げます。
です。
友達と高め合っていこう、という意図でつくられたものでしょう。
では、みなさんの周りには、どんな友達がいますか?
昼休みに一緒に大はしゃぎしたり、部活動で切磋琢磨したり、一緒に登下校したり…。
勉強の時はどうでしょう?
1.理系の友達
私は医学部に行くために理系を選択しました。
なので、勉強に誘ってくれる子は理系の子が多かったです。
同じ目標を持つ友達と勉強するメリットは、
・説明し合ってより深く考え、答え方の視野を広げることができること
・大学の試験問題を一緒に分析することができること
などが挙げられます。
と思うかもしれませんが、実際に一緒に勉強してわかったデメリットもあります。
例えば、一緒に勉強している友達が、自分のわからない問題をすらすらと解けた時を考えてみましょう。
いやでもその友達と自分を比較してしまい、自分に自信が持てなくなったり、嫉妬してしまうことがあります。
嫉妬しても、それを勉強の原動力にできればいいです。
しかし、それが大きなストレスとなってしまうのであれば、気持ちだけ焦って勉強にマイナス効果になってしまいます。
私自身、友達と比較するタイプだったので、
と悪いイメージに囚われ、焦っていた時期がありました。
嫉妬の矛先を友達や親に向けてしまって、イライラをぶつけてしまい、関係が悪化するかもしれません。
2.文系の友達
同じ目標の子と一緒に勉強したら焦ってしまう…
でも1人で勉強はあんまり捗らないぁ…ということが多かった私は、次なる手を考えました。
それは、あえて文系の子と勉強するという方法でした。
高校では文系の子と理系の子が混ざるのは1年生の時だけなので、私はその時にできた友達を勉強に誘いました。
中学でできた友達に会うのもいいかもしれません。
その時、文系の子との勉強ならではのメリットをいくつか感じました。
・文系の子に数学や物理基礎を教える機会があり、自分の説明力をつけることができる
・違う内容の勉強をするので、焦らず勉強できる
などが挙げられます。
私はこの方法でかなり救われたと思っています。
私は周りとすぐに比べてしまっていたので、気持ちの安定にはとても効果的でした。
気持ち穏やかに勉強したい人には、この方法を強くお勧めします。
3.友達と「遊び感覚で出来る勉強」
と悩んだ時も、友達の力を借りることで乗り越えることができました。
その作戦は、題して、「ジュースをかけた、古文単語、英単語対決」です。
学校で配られた古文単語と英単語の小テストを作って、次に一緒に勉強する時までに完璧にしておきます。
そして、勉強に飽きたなーと感じた時に、一緒に小テストを行い、正答率が悪かった方がジュースをおごるというものでした。
小テストといっても暗記の穴を無くすためにも、友達と決めた範囲は全て出題しあう方がオススメです。
勉強に飽きたけど、全然勉強が進んでないから休むのも罪悪感がある…というときもこの方法なら、飽きずに勉強することができました。
この小テストでの対決はとても効果があり、特に古文では、文章がすらすら読めるようになました。
是非一度試してみてください!
4.友達との息抜き
勉強はもちろん大事ですが、勉強のメリハリをつけるためにも息抜きは大切です。
お菓子やご飯を食べるもよし、少し運動するもよし、おしゃべりするもよし。
友達とする勉強の合間の息抜きは、1人の時よりも楽しく感じます。
しかし、注意しなければならないこともあります。
それは「きちんと時間を決めること」です。
友達同士でおしゃべりするのはとても楽しいので、あっという間に時間が過ぎます。
そして、その楽しい時間につられて、もうちょっとだけなら良いか…と時間に気づかないふりをしてしまうことも多々あります。
15分と決めたら、必ず15分だけ休憩することを心がけてください。
家に帰った後に後悔しないような勉強をしてください。
互いに良い刺激を受けて、学習意欲を高め合えるはずです!
まとめ
今回は、受験期間中の友達との関わり方について述べました。
という人もいるかもしれませんが、それはそれですごいことなので、自信を持っていいと思います。
勉強に疲れてしまった時、
と思ったときにこの記事を思い出して、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです。
勉強スタイルはなんであれ、「目標は友達も自分も同じ」です。
自分の勉強にとって、友達は障害にも助けにもなります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。