今こそ本を読もう!
お久しぶりです。郷中塾の速見です。
8月ももう終わりに向かってはいますが、とてつもなく暑い日々が続き、外に出るのが億劫になる今日この頃です。
鹿児島はとにかく暑いので脱水症状などに気を付け、健康第一でその次に勉強を頑張っていきましょう。
とにかく水分をとってクーラーをつけましょう!
さて、皆さんは最近読書をされているでしょうか?
学校の宿題や予習、試験、そして部活に追われながらも青春を謳歌していることかと思います。
そんな楽しくも忙しい日々の中で、皆さんにはぜひ本をたくさん読んで欲しいと思い、今回は読書をすることの楽しさやメリットなどをお伝えしていきたいと思います。
1.読書のメリットが多い
まずは読書によるメリットをいくつか紹介していきたいと思います。メリットは大きく3つあると考えており、
・語彙力UPとそれに伴う表現力の向上
・視野が広がる
・教養が磨かれる
の3つとなります。
ひとつずつ説明しましょう。
まず、語彙力についてですが、読書をすることで様々な語彙や著者の面白い言い回しに触れることができ、それらの語彙や言い回しを知っているだけで表現の幅が広がります。
そして、知った表現を友達とのLINEで使ってみたり話題のネタにしたりすることで、日常生活がより一層楽しくなると思います。
また、視野についてですが、物事に関する知識量が増えたり、様々な物の見方に触れたりすることで、複数の視点で物事を捉えやすくなり、思考や思想が偏るのを防ぐことができると思います。
最近ではSNSのみならず、メディアですら情報が不確かであったり情報が偏ってしまったりすることがあるため、
本を読んで知識を増やして視野を広げられれば自分自身のちゃんとした考えを持つことができるのではないかと考えます。
そして、教養についてですが、読書を通して様々な知識や語彙、視野を得ることで皆さんの頭が良くなって知識人になることが出来ると思います。
教養が磨かれると生活や人生が楽しくなると私は考えていますので、ぜひ高校生のころまでに読書をしておいて欲しいと思います。
大学生になると学部学科によっては高校生の頃よりさらに勉強が難しく、そして忙しくなり、サークルやアルバイトなどの様々な刺激的で魅力的なことが増えてくるため、正直本を読んでいる時間が思ったほどありません。
大学は「人生の夏休み」と言われるほど自由な時間があり、遊びや旅行、サークルなど、様々なことに取り組んだ方が人生経験的にも良いと思います。
大学生活を彩り豊かにするためにも、高校生のうちに本を読んで教養を付けておいてみてはいかがでしょうか?
2.スマホの普及による弊害
近年スマホの普及率がとても高く、中学生がスマホを持っているような時代となり、高校生ともなれば必需品に近い時代になってきました。
確かにスマホは便利ですし、できることが多いため手放せないものなのですが、その気になれば24時間365日フルタイムで時間をつぶすことができる代物なのです。
そして、皆さんがスマホを使いすぎることで青春の貴重な時間を消費して得たものは何もない、といった状況に陥る可能性があります。
さらに、学生時代に本気で勉強した時間は、社会人の時給換算で1万円の価値があるという研究データもあるんです!
最悪の場合、通信料や1万円、青春のひと時、親と過ごす時間、親からの優しさや期待をドブに捨てながらスマホを使っている可能性があるのです。こんなにも虚しいことはないでしょう…
スマホを触る時間を1日に10分でも30分でも減らすことができれば、2年間で60~180時間もの本を読む時間を捻出することができ、その分人生が楽しくなると思います。
3.読書のすゝめ
では、具体的にどのような本を読むといいのか気になる方がいるかと思いますが、正直どのような本でも大丈夫です!
ミステリーや物語、新書、何でもよいと思います。
また、本は新品である必要はないので、図書館やブックオフ、友人から借りるなど、安くで済みそうなら安くで済ませても問題はありません!
正直なところ漫画はあまりお勧めしません。
絵があるので文章からイメージを膨らませる力は弱くなりますが、全く読まないよりはいいと思います。
取っ掛かりの良い物から読んでみて、ぜひぜひ読書の習慣を中高生の皆さんにはつけてほしいです。
それでは、何冊か私のお勧めする本や作家を紹介したいと思います。
3-1.思考の整理学
(Amazonより抜粋)
「知の巨人」と呼ばれる外山滋比古先生の書かれた本。
歳を重ねて読み返すたびに新たな発見のある本で、「自分で考えて行動をする」ためのいいアドバイスやアイデアを仰ぎに読むことが多いです。
鶴丸高校の子なら入学したときの読書感想文で読んだ子も多いかもしれませんが、ぜひもう一度読んでみてください。
3-2.博士の愛した数式
(Amazonより抜粋)
私自身数学が好きで読んでみた本で、切なくも心温まる物語なので誰でも気軽に読むことができます。数学が好きな子、物語が好きな子両方にオススメできる本です。
3-3.遠藤周作 特に「沈黙」「海と毒薬」がオススメ
(Amazonより抜粋)
どちらとも重たい内容の物語です。「海と毒薬」という本は医学部に進学したいという生徒さんにぜひ読んで欲しい本だと個人的に考えています。内容がとてつもなく重たいですが、新たな価値観や考え方に触れることができると思うので、余力があれば読んでみるといいと思います。
5.最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
こんな猛暑が続く日々ですので外に出るのがしんどい方は、ぜひ本を図書館で借りて涼しいところで読んだり、電子書籍で家で読んだり、なんでも方法はよいのでぜひぜひ本を読んでみてはいかがでしょうか?