【中1生向け】新中学2年生になる前にやっておきたいこと
こんにちは。郷中塾の澤田です。
気が付けばもう少しで今年度も終わってしまいますね。
中学3年生の皆さんは私立高校入試も終わり、いよいよ鹿児島県立高校入試本番ということで、緊張感が増してきているのではないでしょうか。
今年1年間、どのような年になりましたか?
3年生の皆さんは部活等も引退し、受験に向かって走り続けた年だったのではないでしょうか。
最後まで気を抜かず後悔しないように引き続き頑張ってください!
中学1年生の皆さんはどのような1年でしたか?
初めての中学に初めての先生、友達…
初めてづくしの1年でしたよね。
コロナの影響もあり、今年は特にそうだったのではないかと思います。
しかし、そんな皆さんも、この短い3学期が終わればあっという間に2年生です。
1.英語の復習
まず、1つ目は英語の復習です。
特に文法はしっかりと理解するようにしましょう。
1年生で習う文法は基本の形になります。
2年生以降で学習する文法は、1年生で学習する文法のルールとほぼ同じになっています。
当たり前ではありますが、2年生からの英語では(どの教科もそうですが…)1年生の内容を当然理解しているという前提で授業は進んでいきます。
したがって、1年生での学習内容が定着していないと、進級後、英語の授業がちんぷんかんぷんになってしまいます。
私の指導経験上、英語が苦手な人ほど、1年生の内容が理解できていない傾向にあります。
そもそも、1年生の内容が理解できていなければ、英作文を書くことができません。
また、教科書に載っている単語は覚えておきましょう。
これからもっと多くの単語がでてきます。
他教科でも暗記しなければならないものは多くありますから、受験前に3年間の単語を全部覚えようするととんでもないことになってしまいます。
今のうちからコツコツと覚えておかなければなりません。
少なくとも1年生で学習した単語・連語に関しては、春休みまでには完璧に暗記を済ませておきましょう!
2.語彙力を鍛える
2つ目は語彙力を鍛えることです。
これは、1年生のうちにというよりも1年生のうちから始めておいた方がよいことです。
既に模試などを受けたことがある人は分かるかと思いますが、今後受けることになる模試や受験問題の国語では、今まで慣れ親しんだ文章ではなく、硬い表現で読んだことのないテーマの文章がでてきます。
それを解く際に、
なんて言っていられませんよね?
また、国語では作文問題が必ずでてきます。
人によっては受験で小論文を書かなくてはならない人もいるかもしれません。
中学生で作文が苦手な人が
と言っているのをよく聞きます。
これは、単純に文章を書きなれていないということと語彙力が低いことが原因です。
更に、語彙力が低いと国語だけではなく、英語に関しても
といったことになってしまいます。
語彙力は3年生から鍛えようと思っても難しい部分があります。
3年生では、新しい学習内容を習得しつつ、1,2年生の学習内容の復習など受験のための勉強を並行してしなければならないため、語彙を鍛えるためだけに時間を確保するということが難しいでしょう。
今から言葉を沢山覚えて使い方を定着させてしまえば、受験直前で作文や国語の問題などに焦らなくてよくなります!
では、語彙力はどう鍛えればよいのでしょうか?
その方法はたくさんあります。
皆さんが一番よく聞く方法は読書ではないでしょうか。
読書も語彙力を鍛える方法の一つです。
また、国語のテストでいつも満点をとっていた私の中学時代の友人は、毎日新聞のコラムを書き写していました。
小学校の時からやっていたそうです。
新聞のコラムには普段使わない言葉がでてくるので、それを調べるだけで語彙が増えますし、書き写すことで使い方が自然と身につきます。
更に、書店に行くと語彙力アップのための問題集やテキストが売っていますのでそれを仕上げるのも一つの手です。
何より語彙力アップのために1番身につけてほしい習慣は、分からない言葉があったらすぐ調べることです。
国語のみならず、教科書に出てくる言葉で意味が分からない言葉を読み飛ばしたり、放置したりしていませんか?
今一度教科書を読み直してみると、思ったより分からない単語が多く見つかるかもしれません。
また、テストや参考書で出てきた言葉についても同様です。
1度読んだ文章の中に意味の分からない言葉がないようにしましょう。
まとめ
以上2つが最低でも中学1年生のうちにやっていて欲しいことです。
この記事を全部読んでいただいた方はなんとなく気づいていると思いますが、1年生の学習の内容はこれから習う学習の基礎になりますので、きちんと復習・理解をしておくことが大切です。
今はまだ実感がない高校受験だとは思いますが、2年後には必ずやってきます。
その時に後悔しないように、今のうちからコツコツと積み上げていくことをオススメします。
また、授業が理解できると勉強も楽しくなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!