【体験談】第1回鹿児島市共通テストが悪くても鶴丸高校に逆転合格できるのか?
皆さん、こんにちは!
郷中塾の栗山です。
受験生の皆さんは、ちょうど第1回鹿児島市共通テストが返却され、学年順位も出始めた頃だと思います。
夏休みの成果が存分に表れた生徒もいれば、
このままで鶴丸高校に受かるのかな…。
と意気消沈している子もいるでしょう。
実際、市共通テストの結果を見れば、ある程度『いまの実力』が見えてきます。
具体的には、鶴丸高校なら上位300位以内、甲南高校なら上位600位以内に入っていなければ合格ラインにいるとは言い難いでしょう。
もう秋に入っていますし、鶴丸高校とか甲南高校にこだわっている場合じゃないですよね…?
いえ、諦めるには早すぎます。
受験まで残り5ヶ月。決して楽な道のりではありませんが、1000位以内に入っていれば逆転合格を狙う事は可能です。
当塾では昨年も含めて、これまで何人も1000位以下の生徒を鶴丸高校へ合格させています!
今回はイメージしやすいように、実際に『第1回鹿児島市共通テストで振るわず、秋からの入塾で見事鶴丸高校に逆転合格』した子の話をしていきたいと思います。
2025年3月に受験を控えている、鶴丸・甲南高校志望の受験生のみなさん!
第1回鹿児島市共通テストの結果はどうでしたか?
「夏休み頑張ったのに、合格ラインにはほど遠い…」「このままでは受かる気がしない…」
そのような悩みを抱えながらも、同時に「でも、諦めたくない!」と思っている方は、是非当塾にご相談ください!!
郷中塾はこれまで、あなたと同様の状況にあった先輩達を数多く鶴丸・甲南両校へと導いてきました。
我々は成績不振の原因を突き止め、効果的なアプローチを行い、あなたのポテンシャルを最大限に得点へと反映させます!
定員は10名のみとなっておりますので、お早めに問い合わせください!
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受験生になるまで
今回の主人公はAさんです。
最初Aさんは地元の公立中学校に入ってから、家の近くにある進学塾に入っていました。
もともと真面目な性格で、運動部に通いながら塾に通い、学校の授業も聞くようにしていたそうです。
家庭学習の時間も1日2時間は確保して、宿題もキチンと取り組んでいました。
その甲斐あってか、定期テストの学年順位はいたって好調。
中学1・2年生で受けた統一模試も、おおむね鶴丸A~B判定をキープしていました。
「受験生になったら、このまま鶴丸・甲南とかを目指そうかな。」と漠然と考えながら、中学2年生まで部活に打ち込む日々が続いたそうです。
成績の下降とライバルの猛追
そんなAさんに暗雲が立ち込めたのは、中学3年生6月の事でした。
学校で行われた1学期末テストで、これまでのスコアを大幅更新する過去最低順位を取ってしまったのです。
さらにその直後に行われた第1回統一模試でも鶴丸高校がC判定にダウン。
Aさんとしてはいつも通り塾に通い、中3に上がってから勉強時間も増やしていたので、度重なる結果に衝撃を受けたそうです。
そして何よりもショックだったのが、いつも自分より下位にいた友達に抜かれてしまった事でした。
その友達は受験生になってから塾に通い始めたのですが、いつの間にか追いつかれてしまったのです。
ここでAさんは本格的な焦りを感じ、部活を引退した夏休みから本格的な受験勉強を開始する事を決意します。
進学塾の問題点
しかし、塾の夏期講習が始まってから思わぬ壁にぶつかります。
それは「学習方針のミスマッチ」です。
通っている塾には鶴丸高校を志望校にしている生徒はほとんどおらず、指導のレベルが鶴丸高校受験生に合っていなかったのです。
また、学習法やカリキュラムの相談を先生にしても
などふわっとした返答をされ、あまり参考にならなかったそうです。
そこにミスマッチが生じている人も少なからずいるでしょう。
一抹の不安を覚えながら夏休み明けに挑んだ第1回市共通テストは700位台。
鶴丸高校はおろか、甲南高校合格も危うい順位でした。
ここで心が折れ、成績が抜かれた友達に不安を漏らしたところ、その子が通っていた塾こそ偶然にも郷中塾だったのです。
ここでAさんはついに転塾を決意する事になります。
逆転へのV字回復に向けて
面談に訪れたAさんはとにかく焦っている様子でした。
自分なりに勉強はしているつもりなんですが、どんどん周りに差を付けられている気がします。
いまの学習内容・勉強時間・進度など教えてくれるかな。
Aさんは真面目に勉強に取り組んできただけあって、基礎知識はそこそこ備わっていました。
しかし、「最大の問題は演習量が圧倒的に不足」していること。
新しい単元を習っても、教科書の内容を覚え、学校のワークと塾のテキストを解いて終わっていたのです。
ですので、基礎知識は押さえているのに、模試や実力テストの様に、様々な角度から出題される問題に対応できていませんでした。
入試では、思考・記述・計算などあらゆるタイプの問題が絡み合って出題されるので、演習量は必須なのです。
また、「まだ習っていない単元が多かった」のも課題でした。
なんと、9月時点で英数社理の4教科については中3範囲の半分しか終わっていなかったのです。
9月時点で学校進度の少し先程度の学習状況だと、相当の遅れをとっていると言わざるを得ません…。
未習分野を個別指導で最速で終わらせながら、演習と添削で学力補強していきましょう。
鬼の長時間学習
そこからAさんの新たな戦いが始まりました。
塾で授業があるのが週5日。
平日は18時から22時まで、休日は朝9時から17時まで長時間授業が行われます。
最初は体力的にきつかったものの、同じ鶴丸志望の友達に負けたくない一心で食らいつき、気が付いたら体が慣れてしまっていたそうです。
当時を振り返ってAさんはこのように話していました。
この長時間授業の中で、Aさんは短期間で中学1年から3年まで全単元の入試演習を通る事になります。
最初は中学1・2年の単元まで演習する必要はないと思っていたそうですが、意外に出来ていない問題が多く、抜けている箇所の補強に取り組みました。
さらにまたその類題を次の演習で出していくというサイクルを繰り返し、しつこいほどに叩き込みます。
徹底してあらゆる問題パターンを基礎・標準・応用レベルで繰り返す事で、Aさんは入試レベルの問題に対応できるようになりました。
未習分野の早期対応
そして、授業以外の残り時間を使って同時に「まだ習っていない単元の学習」も進めていきました。
進度が遅れたまま先延ばしにしておくと、演習に触れる機会が少なくなってしまいます。
授業前の時間、休日などに塾の学習ルームに来て、講師から指導を受けながら1つ1つ学んでいったのです。
基本的にマンツーマンで指導を行うので、未習分野であっても、その場で分からないところを確認しながら進めることができます。
さらに同時並行で授業での演習も進めていくので、丁寧に、しかし早急に学習をしていきました。
根気強く学習を進めたことで、Aさんは開始2ヶ月ほどで、中3全範囲を制覇することに成功します。
そして…
このように濃い学習を続けた結果、Aさんは12月の第5回統一模試で見事に鶴丸高校A判定に返り咲きます。
ここで完全に自信を取り戻しましたが、Aさんはペースを崩さずに猛勉強を続けました。
迎えた私立高校入試では、受験校すべてに合格。
そのままの勢いで見事に鶴丸高校合格を果たしたのです。
秋口からの逆転合格!まだ諦めてはならない
Aさんの体験談から分かるのは、たとえ秋からでも取り組み1つで結果は大きく変わるということです。
大切なのは、自分を信じて、計画的に行動することです。
過去の挫折や失敗にとらわれず、前向きな気持ちで取り組んでください。
時間は限られていますが、努力と継続が報われ、志望校への合格が実現する日がくることでしょう。
秋からのスタートを活かして、夢に向かって一歩ずつ前進しましょう。応援しています!
行きたい学校があるのなら、妥協せずに全力で挑みましょう!!