【高校1年生向け】理系・文系選択について

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こんにちは。郷中塾の藤井です。

今年入学した高校新1年生は授業・テスト・部活・学校行事といった高校生活に慣れ、忙しい中でも充実した日々を送っていると思います。

そんな1年生に今回は、自分たちの将来に大きく影響する事になる大学受験に向けて”理系選択か文系選択か”について話そうと思います。

 

1.そもそも文系・理系とは?

まず初めに文系・理系にどのような違いがあるのか、皆さんはご理解されているでしょうか?

この問いに対して馬鹿にするなと思う人もいるかもしれませんが、意外としっかり分かっていない人がいます。

理系とは単純に数学をメインで勉強して、文系とは数学を勉強しなくて良いと理解している人が多くいるように思います。この考えは間違いです。この考えのまま行くと後で非常に後悔する可能性があります。

それは大学入学共通テストの選択科目を見ると分かります。

文系・理系 共通科目

国語:「国語」 *200点

数学:『数学Ⅰ・数学A』、『数学Ⅱ・数学B』(基本この2科目)*2教科200点

外国語:「英語(リーディング・リスニング)」(基本は英語) *200点

 

理系

理科:『物理』、『化学』、『生物』、『地学』から2科目 *2教科100点満点

社会(公民):『世界史A or B』、『日本史A or B』、『地理A or B』、『現代社会』、

『倫理』、『政治・経済』、『倫理、政治・経済』から1科目 *1教科100点満点

 

文系

理科:『物理基礎』、『化学基礎』、『生物基礎』、

   『地理基礎』から2科目 *2教科100点満点

社会(公民):『世界史A or B』、『日本史A or B』、『地理A or B』、『現代社会』、

『倫理』、『政治・経済』、『倫理、政治・経済』から2科目 *1教科100点満点

上記で示した通り、文系と理系どちらも国語・数学・英語は必修となっています。

文系と理系で異なるのは理科と社会・公民での選択のみとなっています。理系は理科から2科目、社会で1科目に対し、文系は理科基礎から2科目、社会で2科目となっています。教科数で見ると文系の方が多いですが、理科基礎は「基礎」と言葉がつく通り易しい内容となっています。数学が苦手だからといって文系に行っても数学は勉強する必要があり、理系に行っても文系科目は勉強する必要があります。

また、大学入学共通テスト後にある大学独自の試験(2次試験)での科目もしっかり把握しておく必要があります。これをしっかり把握しておくことで、どの教科に力を入れて勉強する必要があるか理解することができます。(希望する大学の学部学科によって、受験する必要のある大学共通テストの科目は決まっていますので、しっかり把握しておきましょう)

2.理系選択?文系選択? 選び方

理系選択か文系選択は、希望する大学の学部を決める行為と言っても過言ではありません。

理系選択の学部は医学部、薬学部、工学部、文系選択の学部は法学部、商学部、文学部など明確に分かれています。自身の希望する職業に合わせて理系選択、文系選択を決めましょう。

そんな事を言われたって、将来の夢なんてまだ無いよ。

まだ希望する職業がない高校生も多いでしょう。

そういった人には理系をお勧めします。

文系は理科も基礎になり、暗記科目である社会が2科目選択となっています。これだけみると文系の方が暗記が増えるだけで楽に感じます。実際にその通りで大学入試という観点からみると文系の方が楽です。暗記科目ということもあり早くから受験勉強を始めることも可能で、真面目に勉強していれば点をしっかり取れることもありメンタルの面でも安定しやすいです。

しかし、大学後つまり、就活といった点で考えると理系の人が有利となります。私が思う文系の学生のデメリットは就活における武器の少なさです。理系の学生と違い技術面をアピールすることができないので(学生によっては独学で何か勉強している場合も有)、話す力が最も大事になります。その点、理系の学生は3年後期もしくは4年生で研究室に所属することになり、何かしらの技術を身に付けることになるます。またその技術を取得するために勉強してきたという事実も採用を後押しします。

また、理系から営業職という選択はあっても文系から研究職という選択はありません。理系に入ってから文系職に変えることができるのも理系の強みの一つです。大学受験とはそれ自体大きな目標とすることのできる行事ですが、それで終わりということにはなりません。もちろん大学に入ってから次の目標を決めるという人も多いですが、あらかじめぼんやりとでも将来について考えていてもいいでしょう。

3.最後に

さて、理系と文系どっちらを選べばいいかと色々と述べましたが、どちらでも重要な事は「英語」、「国語」、「数学」です。

この3教科でセンター試験900点満点のうち600点、3分の2を占めています。つまり理科や社会の点数が良くても、この3教科が悪ければセンター試験においては最悪の結果ということです。文系・理系に関わらずこの3科目には力を入れて勉強しましょう。

*大学によって大学入学共通テストの圧縮倍率が異なりますので、場合によっては大きく影響しない場合もあります。

まとめ
・理系と文系の違いをは「選択科目の量」

・自身がどちらに進むかの基準を考える

・理系文系に関わらず、「数学」、「国語」、「英語」の重要性を理解する