【鹿児島市が初めての方へ】鹿児島県の進学校事情と知っておきたい入試の知識
※本記事は、鹿児島県に転勤などで初めて来られた方、あるいは将来転居予定の方へ向けた記事となっております。
こんにちは!郷中塾の栗山と申します。
おじゃったもんせ!
ようこそ、南国鹿児島へ!…と言いたいところですが、私自身数年前に東京から鹿児島へ来たばかりのよそ者です。笑
恐らく本記事をご覧になっているということは、鹿児島の受験事情が全く分からずお困りなのかと思います。私も全く同じ経験をしました。
そこで今回は、県外出身者の方向けに鹿児島市の受験事情をお話していきたいと思います。
2025年3月に受験を控えている、鶴丸・甲南高校志望の受験生のみなさん!
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鹿児島県立高校の進学校事情は?
まず鹿児島県の進学校事情からお伝えしていきます。
鹿児島市において進学校として名前が挙がる公立高校は、
・鶴丸高校
・甲南高校
・鹿児島中央高校
・玉龍高校
の4校です。
どの学校も普通科のみとなっており、理数科/探求科などの区別はありません。
中でも鶴丸高校・甲南高校の2校は群を抜いて難しく、偏差値は鶴丸高校(73)、甲南高校(70)となっており、全国的にも名をはせている有名校です。
※偏差値は地元の高校と比較しやすいようにみんなの高校情報を基準にしました
ラ・サールと鶴丸は科目ごとの配点や問題難度が違うので単純比較はできませんが、難易度で言えばやはりラ・サール高校の方が遥かに難しいです。
ラ・サールは鹿児島県内だけでなく、全国から受験生が受けに来ますから。
しかし、実はそんなラ・サール高校の合格者でも鶴丸高校に落ちてしまう事もあったりします。
その事からも鶴丸高校の難しさがうかがい知れると思います。
各校の入試問題はどうなっているか?
鶴丸高校・甲南高校・中央高校・玉龍高校の入試問題は全て同じです。
と申しますより、鹿児島県下の公立高校は難易度に関係なく、ほぼ全ての高校が鹿児島県立入試を採用(※楠隼高校を除く)しています。
ありません。
ですので(公立入試に限ればですが)どの志望校であろうが県立入試問題の対策をすれば良いのです。
これは県外に住まわれている方にとっては非常にありがたいのではと思います。
仮に志望校が変わっても受ける問題が変わらないのですから。
おっしゃる通りです。
そもそも鹿児島県立入試自体が全国の公立入試と比べたら比較的易しめの問題です。
しかし問題難度と入試難易度は別問題です。
近年は問題ボリュームが増加するなどの傾向変化が起きていますし、問題が易しい分、合格最低点も非常に高くなっています。
鹿児島県の学習塾事情はどうなっているか?
鹿児島県の受験指導塾で最も有名なのは「昴」さんだと思います。
鹿児島に本社がある地場の学習塾であり、鶴丸・甲南高校の受験はもちろん、ラ・サール高校などの最難関私立高校にも高い実績を持っています。
次に有名なのは「英進館」さんでしょうか。
西日本にご縁がある方なら1度は耳にした事があるかもしれません。
英進館さんは鹿児島に3校舎展開しておりますが、企業規模がかなり大きく、ラ・サール高校の合格実績は全国1位となっています。
他にも県内には個性的な受験指導塾がいくつもありますので、ぜひ色んな塾のホームページをご覧ください。
※ちなみに当校は「鶴丸・甲南高校受験」の専門指導塾です。
鹿児島県立入試の判定模試は何を参考にすれば良いか?
県立入試の判定模試として有名なのは、統一模試と全九州模試です。
鶴丸・甲南高校を受験する子は、ほぼ全員がこのどちらか、ないしは両方を受験しています。
統一模試は実際の鹿児島県立入試と形式/難易度が近く、全九州模試は統一模試よりも難易度が高い模試となっております。
両方とも外部受験は可能ですので、鹿児島に来たばかりであればまずはこのどちらかを受験されると良いでしょう。
どちらの模試も受験者数が多く判定精度も信頼できるものだと思いますが、鶴丸高校・甲南高校への進学希望者においては全九州模試の方が受験者が多く、鹿児島中央高校や玉龍高校を含むその他の鹿児島県立高校への進学希望者においては統一模試の受験者が多い印象です。
鹿児島県外で県立入試対策はできるのか?
鹿児島県外でも鹿児島県立入試の対策は十分に可能です。
先述の通り、鹿児島県は学校指定問題などがなく、県立入試一本ですし、問題自体も易しいものとなっております。
鹿児島県立入試の問題難易度は、いまお住いの都道府県の公立入試とほぼ同じと考えてもらって大丈夫です。
ですので、地元の公立入試対策に特化した学習塾さんに入り、標準事項をやり込むだけでも大きな対策になります。
しかし、鹿児島県立入試に特徴がないかというとそんな事はありません。
例えば、国語の問題で漢文が全く出題されない等、入試自体としての傾向や特徴はもちろんございます。
そういった地域事情は押さえておく必要があります。
お気軽にご質問ください
本記事では鹿児島県の入試事情について基本事項だけをお伝えしました。
鹿児島県にご縁がなければ、なかなか受験について頼れる方が見つからずに大変なのではと思います。
(繰り返しますが私自身がそうでした。笑)
ですので、気がかりなコトや本記事についてのご質問がございましたら、営業行為は一切行いませんので、お気軽にお電話やLINEなどでご質問ください。
新天地でも充実した学校生活を過ごされますよう、お祈りしています。