自分に合った自習環境で自習効率を上げていこう!
皆さんこんにちは。郷中塾の栗山です。
長かった夏が終わり、南国鹿児島も寒暖差のある気温が続いています。
目下、風邪をひいたりと体調を崩している人も多いのではないでしょうか。
これから受験までの期間は、受験に向けて追い込みがどれだけ可能かということが最重要になってきます。体調管理にも気を遣い受験まで走り抜けましょう。
さて、以前の記事で学力は一般的に「勉強時間(1日の勉強時間×継続した日数)×勉強の質×やる気」で上がると述べました。
一方で、学力アップに関わるこれら3つの要素に大きく影響を与えるのが”勉強する環境”です。
今回はこの”勉強する環境”について話したいと思います。
1.勉強するのに適した環境とは
一言で勉強する環境と言っても様々です。
ですが、本記事では”自習中に集中できる環境”という点を適した環境だと定義します。
皆さんは普段どのような環境で自習を行っておりますか?
場所でいうと自宅、図書館、学校、塾など
人数でいうと個人か複数人。
これら場所と人数の組み合わせで”環境”を作ることができます。自身に合った環境構築を努めましょう。
2. 自分にあった環境の探し方
さて、それでは一体どのような空間が自分に合っているのでしょうか?それを知るためには逆に”自分がどういう環境だと集中しないのか?”を知ることが必要です。
たとえば、
1人で勉強したらスマホを頻繁に触っていないですか?
友人と勉強を始めたら話してばかりいないですか?
このように普段の自習で自分が集中していない場面を認識しましょう。それは工夫次第でどうにでもなるものなのか?それとも環境をガラリと変えないといけないレベルなのか?
そこで初めて自分に合った自習空間を検討する事ができます。
例えば私の場合、友人と勉強したり、他人がいる環境で勉強すると友人が何をしているのか気になったり、他の人がトイレに行くなどの周囲音がどうしても気になってしまいます。
なので、私は自宅で1人で勉強をするようになりました。しかし、この環境では今度は友人に分からないところを聞く”事ができません。
そこで、分からないところは別にノートにまとめ、後日友人や先生に聞くようにしていました。これは自分の工夫によってデメリットを除いたケースです。
友人と勉強することのメリットは分からないところを聞ける以外にも、競いながら勉強できることなどが挙げられます。
※あくまで相手が切磋琢磨できる学友の場合、に限りますが。
目の前で懸命に勉強している友人を見ると、やはり自分も勉強しようと奮い立つことができます。
逆に相手を間違えるとお喋りに熱中したり、勉強を中断して違う事を始める恐れもあるわけです。
3.自習に集中するために
上記で色々と自習について述べましたが、私が勉強するのに良いと思う環境はやはり塾です。
塾という環境は勉強をすることそのものが目的であり、非常に勉強するのに適していると言えるでしょう。自分専用の机で勉強し、分からない時は自習対応の先生に聞くという習慣だけで他の自習生に環境面で差を付ける事ができます。
先日の記事でも挙げましたが、学力アップに最も影響を与えるのは勉強時間だと考えています。
その勉強時間のうち大部分を閉める”自習”が、塾に自習対応の先生がいない・机がない・周りがうるさいと言って上手くいかないのであれば、塾側に正直にその旨を伝えて改善をお願いしましょう。
4.まとめ
さてこれまで自習の環境について述べました。これを読んで自習環境をうまく変えることができたならば、受験に向けて復習をがんばりましょう。
これからの勉強はより復習の重要性が大きくなります。
もちろん学校や塾での授業も大事ですが、授業で扱った問題などで不正解だった問題を理解し、次に活かせることができるようになるかは自習時間での復習次第です。
これができるようになるには復習しかありません。そのためにも自習時間をしっかり確保し希望校合格のためがんばりましょう。