【高校受験】受験学年の最初で心がけておきたい事

  • 心構え

志望校に向けて勉強

皆さん、こんにちは。郷中塾の長崎です。

寒い日もほとんどなくなり、すっかり新しい季節になってきました。

未だにコロナが猛威を奮っているので、マスクはもちろんのこと、家に帰ったら、手洗いうがいも忘れずに行いましょう。

さて、あと少しで新学年が始まります。

新しい出会いが楽しみ!
授業についていけるか心配…

など様々な思いを抱えての新学期でしょう。

今回は、今年受験を迎える中学3年生へ向けて、3つのアドバイスをお話ししたいと思います。

1.入試問題は早めに一度解いておこう

CHECK!!

まず一つ目は、「自分が行きたい学校の問題を見ておくこと」です。

あなたの志望校はどこですか?

ラサール?早稲田佐賀?
鶴丸高校や甲南高校などの鹿児島県立高校?

大まかでもいいので、

あの学校に行ってみたい!
あそこの学校は偏差値が高いけど、挑戦してみたい!

などの目標を立てましょう!

そして、志望校が決まったら、その高校の入試問題を解いてみましょう。

実際に解いてみて、

時間内に終わらない…
全然問題がわからない…

などと、落胆する人も多いでしょう。

しかし、それは悩むことでもなんでもありません。

3年生になってもいないのに、3年生で習うはずの問題が解けるわけはないですし、計算スピードも、問題を解く速さも、まだまだゆっくりで当たり前です。

早めに入試問題に触れる目的は、自分の行きたい高校が「どのような問題を出すのか」「どのような出題形式なのか」ということを大まかに掴むためです。

何も明日入試があるわけではありませんので、全然解けなかったからといって、

やっぱり僕なんかには〇〇高校なんて無理なんだぁ…

と悲観的になる必要は全くありません。

過去問を早めに解く目的をはき違えないように注意しましょう!

2.メリハリをつけた生活をしよう

オンとオフ

次に大事なことは勉強のオン,オフをつけることです。

勉強するために机に向かったのに、気づいたらスマホをいじったり、ゲームをしていたりしませんか?

私自身も受験勉強に集中できず、ダラダラと過ごしてしまった経験があります。

当時は机に向かっているだけで、

自分はこんなに勉強しているんだ!

という気になっていました。

しかし、これではあまり知識が身に付かず、ただただ時間だけが過ぎてしまいます。

このような効率の悪い勉強方法は、新学期を機に捨て去りましょう。

そんな効率の悪い勉強法ではなく、「勉強する時は勉強する!」「遊ぶ時はとことん遊ぶ!」

これをしっかりと区別した方が、勉強効率は格段に上がります。

机に向かっている時間=勉強時間ではありません。

もし集中して1時間勉強できれば、ダラダラと3時間勉強するよりも断然知識が身に付きます。

少ない時間でもいいから目の前の勉強に集中して取り込む。

まずはこれを行いましょう。

 

「1時間も集中できない!」という人は、休憩時間に本を読んだり、好きなお菓子を食べたり、自分なりにリフレッシュできる方法を見つけておくのもいいことです。

(ただし、休憩時間は予め定めておき、厳守しましょう!)

 

また、最初から長い時間勉強を続けるのが難しいのであれば、

まずは30分だけ!
まずはこのページだけ終わらせよう!

などと、「小さな目標を立てて、それをクリアしていくごとに、少しずつ集中できる時間を増やしていく」ということを試してみてください。

気がつけば、長時間の学習に体が慣れるようになるはずです。

 

また、「どうしても集中することが出来ない!」という人は、勉強場所を変えてみるのもいいかもしれません。

学校の図書室や地域の図書館、塾などに通って勉強するのも一つの方法です。

いつもと違った場所で勉強することで集中することができますし、周りも勉強をしている人が多いので、「自分も勉強しなくてはいけない!」という雰囲気に身を置くことで勉強がはかどります。

かく言う私も、家で勉強がはかどるタイプではなかったので、中高生の頃は図書館や塾などの勉強のための空間に行って受験勉強をしていました。

メリハリをきちんとつけることで勉強の効率があがり、より高い学習効果が期待できるでしょう!

3.間違いは残しておこう!

重要

最後に伝えたいことは、「間違いは消してはいけない」ということです。

皆さんは丸付けをする際、間違ってしまった場合に、間違ったところを消して答えを書いたり、わからない問題があったときに答えをそのまま見て写したりしていませんか?

中高生時代、私の周りにも自分の間違いを無視して、答えをそのまま丸写しする友人が数多くいました。

問題を解く際、誰だって一発で全て正解したいものです。

なるべく間違いはしたくない…

そう考えるのが普通です。

 

しかし、実際には間違えることは学力アップに大きく役に立ちます。

 

 もし、間違いを消して、そのまま答えを書き写したとしましょう。

この場合、全ての問題を理解したような気にはなりますが、自分自身がどこで間違い、なぜミスをしてしまったのかが、分からなくなってしまいます。

このまま同じことを繰り返してしまっていては、同じような問題で何度も間違えてしまうかもしれません。

この負の連鎖が続いてしまうと、自分がどこで躓いているのか分からず、勉強の効率が格段に下がってしまいます。

だから、自分の間違い方を理解するためにも、「間違いを消す」という行為は絶対にしてはいけません!

自分が「どこで」「どのようにして」間違っているのかを認識することで、次回同じような問題ができたときに、気を付けて解くことができます。

今、間違えることを恥ずかしがるよりも、本番で間違えることがないように、今のうちからたくさん間違いをしておきましょう!

おわりに

中学校の年間行事

今回は、受験生である中学3年生に向けて、この3つのポイントをお伝えしましたが、他の学年の方も是非参考にしてみてください。

勉強のことばかりあげたものの、中学3年生は受験生であると同時に、中学生活最後の学年でもあります。

部活も体育祭も文化祭も、今のメンバーで行う最後の一年になってしまいました。

中学校生活最後の一年、勉強も思い出作りも全力でしてください!

楽しい思い出を作り、勉強にも励むことで受験を乗り越えていきましょう!!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。