受験まであと1年!高校新3年生の勉強内容を大公開!!!
こんにちは、宮園です。
受験まであと300日を切り、本格的に受験勉強を始めないと間に合わない時期になりました。
受験まで残された日数をどう過ごすか決まっていますか?
この時期になると、学校の宿題に毎日ようにある部活動等やることが多すぎてパンクしそうな人をよく見かけます。
鹿児島大学医学部医学科を志望する人はこちらも
→鹿児島大学医学部に合格するために取り組む問題集は?
鶴丸高校→1浪→鹿大医医の講師からのメッセージ
→【医学部志望の鶴丸生へ告ぐ】現役時にやっとけばよかったこと5選【俺みたいになるな】
1.自分の学力を分析する
さて、残り10か月のスケジュールを決めましょう!
まずは今何が苦手で何をしないといけないのか明確に知ることが大事です。
『彼を知り己を知れば百戦殆からず(孫子)』のように、彼(大学受験)を知るだけでなく、己(自分の学力)を模試の結果だけ以上に分析できれば、おのずと合格への道が見えてきます。
しっかり分析しましょう。
自分ひとりで難しいときは、学校の先生や塾の先生などに聞きましょう。
2.年間計画を立てる
スタートラインがわかったところで受験まで何をするべきなのか決めていきます。
確かに間違ってはいませんが、いきなりそれを頑張ってもすぐ学力に直結しにくいと言われています。
出来る人ほど簡単なことから少しずつレベルアップして志望校レベルの問題を解いています。
2-1.国語
理系と文系でやることが異なりますが、大まかな流れは下記のとおりです。
理系は、「春:暗記と基本レベル演習→夏:共テレベル演習→秋:共テ過去問→冬:予想問題」
文系は、「春:暗記と共テレベル演習→夏:志望校レベル演習→秋:志望校過去問→冬:予想問題と苦手対策」
国語は参考書を選ぶのが難しいかもしれませんが、共テレベル演習ならマーク式基礎問題集シリーズ、志望校レベルならCanPassや得点奪取がおすすめです。
問題数も充実しており、解説も詳しく書いてあるので最初に取り掛かる問題としてはやりやすいと思います。
2-2.数学
国語と同様、理系と文系でやることが異なりますが、大まか名流れは下記のとおりです。
理系は、「春:数Ⅲの予習とⅠAⅡBの復習→夏:志望校レベル演習→秋:志望校過去問→冬:予想問題と苦手対策」
文系は、「春:基本レベルの演習→夏:共テレベル演習→秋:共テ過去問→冬:予想問題」
数学は、共テレベルなら白チャートか基礎問題精講で十分です。志望校レベルは青チャートや標準問題精講をしておきましょう。
数学は苦手分野を克服しながら色んな問題パターンに触れておくことが大事です。
2-3.英語
理系も文系も苦しむのが英語ですよね。
基本的は、「春:暗記と共テレベル演習→夏:志望校レベル演習→秋:志望校過去問→冬:予想問題と苦手対策」
英単語の暗記が早く終わるかどうかが勉強の進捗に大きな差が生じます。出来れば4月中にはすべて暗記しきってしまい、文法や構文の演習がより充実できるようにしておきたいところです。
英単語帳や英文法はレイアウトや記載順が異なりますが、内容は被っているのも多いので好きな参考書を使っても大丈夫です。
なかなか見つからないなら、英単語帳はターゲット1900やシステム英単語、速読英単語から選ぶといいと思います。
2-4.理科科目
理系・文系どちらとも、学校の授業が受験直前期まであるので予習が必須になります。
化学の無機有機分野や生物、物理の公式を含めてすべて暗記しましょう!
ただ暗記しても大変ですし、使える知識になるのか分からないので、基本的な典型問題も一緒に丸ごと覚える勢いで予習するのが望ましいです。
基本的には学校から配布される、リードαやセミナー、ニューグローバルなどは基本問題から発展問題まで取り扱っている優秀な参考書なので、まずはそれを完璧に仕上げていきましょう!
2-5.社会科目
理科科目と同様に、学校の授業が受験直前期まであるので予習が必須になります。
社会に関しては、教科書を覚えるのはあまりにも膨大な知識を詰め込むことになるのでお勧めはしていません。
出来れば、集中講義シリーズや一度読んだら絶対に忘れないシリーズなどは図や表など見やすくまとまっており、周辺知識まで触れることが出来るので、予習するときは読みながら進めるといいと思います。
3.最後に
4月に入ると「あと1年かー」と思う人も多いですが、実際には10か月しかありません。
後悔しないためにも、早くから計画をたてて受験勉強を始めていきましょう。