勉強以外で受験期に大切なこと

  • 心構え

重要

みなさんこんにちは。

郷中塾の堀ノ内です。

冬が近づき、受験生の皆さんは少しずつ追い込みの時期に入る頃だと思います。

焦りも出てきますが、1つ1つ確実に進めていきましょう。

 

さて、今日お話しするテーマは「勉強以外で受験期に大切なこと」です。

勉強以外って、じゃあ勉強はしなくていいの?

いいえ、そういうことではありません。

言うまでもなく、受験期において一番大切なのは勉強です。

ここでは、勉強以外でみなさんに心がけてほしい2つのことを紹介します。

この2つのことは受験期だけでなく、普段の生活にも当てはめることができますので、受験生ではない人も是非参考にしていただければと思います。

1-1.日々の体調管理

元気な高校生

ベタな話にはなりますが、1つ目は「体調管理」です。

これから寒くなるにつれて空気が乾燥し、風邪やインフルエンザが流行する時期となります。

また、新型コロナウイルスも、鹿児島市内でいつ感染が拡大するかわからない状況です。

受験生の皆さんは今後もこれまで通りの感染症対策を行っていきましょう。

しかしながら、

対策はしてたけど、風邪をひいてしまった…
今日は少し体調がよくない…

ということもあるでしょう。

そんな日は、ためらわずに学校や塾を休み、できるだけ早く寝てください。

学校や塾を休むと、その分勉強で遅れてしまいます…

もちろんその不安はあると思います。

しかし、無理をしてその分体調が悪化し、2、3日寝込んでしまったり、学校や塾で風邪やインフルエンザを流行させてしまっては本末転倒です。

自分の体と相談して、きついと感じたら、無理をせずに休み、また次の日からしっかりと勉強できるようにしましょう。

1-2.入試当日に向けての体調管理

タイムスケジュール

また、試験の1ヶ月前からは試験の日のスケジュールの合わせた生活をしておくことをお勧めします。

起きる時間や寝る時間など、本番をイメージした生活を送ることを心がけてください。

夜遅くまで勉強していて試験に遅刻してしまいました

なんてことがないよう、事前の準備もしっかりしておきましょう。

 

体調管理に関連して、試験当日で最も大事なことは「自分の最大限の力を発揮すること」です。

解けたはずなのに、途中でおなかが痛くなってしまって、解ききれなかった…
部屋が寒くて(暑くて)、あまり集中できなかった…

といった後悔、今までありませんでしたか?

もしあったという人は、本番でも要注意です。

ないという人でも、本番では何が起こるかわかりません。

 

本番でこのようなことにならないために注意してほしいのは「食べ物」と「服装」です。

「食べ物」に関しては、できるだけ試験前日は『食あたりの可能性があるもの(生肉や生魚など)』は控えておくのがよいでしょう。

また、「服装」に関してですが、試験会場がどのくらいの室温なのかは行ってみるまで分かりません。

普段、模試を受験している会場と室温が大きく異なることもあるでしょう。

さらに今年は新型コロナウイルスの影響で、窓を開けた状態で試験が行われる可能性もあります。

例年に比べて寒い状態で試験が行われるかもしれません。

当日は十分な防寒対策に加え、万が一エアコンが効きすぎていた時のために、すぐに着脱可能な服装が望ましいでしょう。

万全の状態で試験に臨めるよう、これらのことを意識してみてください。

2.運を味方につける

幸せのクローバー

2つ目は「運」です。

 えっ?と思った方もいるかもしれませんが、受験において間違いなく運は必要な要素の一つです。

例えば、記号問題で迷ったときに勘で回答して当たるかどうか、直前に対策した問題が出るかどうかなど、運要素が働く場面は意外と多くあります。

「運も実力のうち」という言葉もあるように、受験と運は切っても切り離せないものです。

じゃあ、結局は運任せってこと?

確かに運任せな部分は多少あります。

しかし、【運気は自分の行動次第で高めることができる】のです。

 

運にまつわる有名な話で、現在メジャーリーグで「二刀流」として活躍する大谷翔平選手の話があります。

大谷選手は高校時代から、普段の生活の中でゴミが落ちているのを見つけると「運を拾う」といって必ずゴミを拾っていたそうです。

このほかにも大谷選手はあいさつや掃除など、野球の技術以外のところまで気を配って生活をしていたといいます。

ここからは僕自身の体験談をお話しします。

僕は高校時代野球部に所属しており、毎朝校門付近の清掃を行っていましたが、大谷選手の話を聞くまではなんとなくな気持ちで行っていました。

しかし、高2の3月に大谷選手の話を聞いてからは積極的に取り組むことができ、校内のごみなども積極的に拾うようになりました。

その結果、最後の夏の大会において4打数3安打4打点と、自分でも信じられないくらいの成績を残すことができたのです。

部活を引退した後も「運拾い」の清掃を継続した結果、センター試験本番では自己ベストの点数をたたき出しました。

一緒に掃除を続けた僕の友達も、鹿児島大学の医学部医学科に合格し、改めて大谷選手の「運拾い」の効果を実感しました。

よく「あの人は運がいい」といわれる人がいますが、そのような人は必ずなにか(ゴミ拾いではなくても)人の役に立つことをしている気がします。

これを読んでくださっている皆さんも、今からでも遅くないです。

何か人の役に立つことを見つけて、自分の運気を上げていってほしいと思います。

まとめ
・体調不良時は思い切って休養しましょう。

・入試1ヶ月前からは、本番当日と同じスケジュールで生活しましょう。

・試験前日の食事や当日の服装には気をつけましょう。

・運気をあげるために「人に役立つこと」を行いましょう。

以上2つが、勉強以外で受験期に大切なこととなります。

あくまで僕の個人的な意見ですので、必ずしもこの通りにやらないといけない!というわけではありません。

もちろん個人差があるので、みなさん1人1人にあわせて無理のない範囲で参考にしてもらえればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。